兵庫県にある六甲山であった怖い話
2019/10/06
私は生まれも育ちも昔から関西地区なのですが、その中で今まで1番聞いたことがある怖い話と言えば、やはり兵庫県にある六甲山での数々の怖い話です。
この六甲山での数々の怖い話には様々なエピソードがあるのですが、本当に聞いているだけでどれも怖いものなのです。
1つは昼間は見えないのに夜になると突然闇夜から出てくると言われる屋敷。
または、その六甲山にあるいくつかあるトンネルを潜ると突如現れると言うお婆ちゃん。
などなど、他にもたくさんこの六甲山には怖い話があるのです。
そして、私も昔18歳になった時に早速車の免許を取得し、そして何とかお金を両親からお借りして車を購入したのでした。
私は嬉しくて毎日車を乗っていたのですが、ある時私が一人でドライブをしていると、友人から電話があったのです。
すると、その友人は今仕事が終わったみたいなので久しぶりに飲みに行かないかと言うことでした。
しかし、勿論その時は私は車の運転をしていたので飲みには行けないので、良かったら男二人でドライブにでも行かないかとなったのです。
そして、私はハンドルを切り即座にその友人との待ち合わせ場所へと向かったのでした。
そして。しばらくするとその友人との待ち合わせ場所に着き、友人を横へと乗せたのです。
久しぶりにその友人とは再会して、車の中では話が盛り上がりずっと話していました。
特にあてもなくずっと話ばかりをしていました。
しかし、やはり途中で少し私が疲れて来たので近くにあったコンビニに立ち寄ることにしたのです。
共にコーヒーなどを買って、少し休むことにしたのです。
そして、お互いタバコなどを吸って一腹したところで再びドライブを続けたのです。
本来ならもうこの時22:00頃でしたので、その友人を送って帰っても良かったのですが、あまりにも久しぶりに会って話も盛り上がったので、またお互い次の日は仕事も休みと言うことで、再びドライブを続けたのです。
しかし、とは言え男二人でドライブと言っても何処へ行こうかと悩んでいたら、その友人が兵庫県にある六甲山に行こうと言ったのです。
私もですが、その友人も同じく関西出身なので六甲山の怖い話などは良く知っているわけなのです。
だからこそ、少し興味本位で六甲山を選んだ訳なのです。
そして、私も同意して六甲山へと車を走らせたのでした。
週末と合って、少し怖そうなお兄さんの車が六甲山を走っていると言うこともあったのですが、私達はそんなことを気にすることなく車を走らせていたのです。
すると、その六甲山にはいくつかトンネルが出てくるのですが、そこがまた長く物凄く気持ちが悪いところでもあるのです。
私達は怖い話も知っているが故に余計に怖かったのです。
しかし、それも解っていた上で来ていたので仕方無いとも思っていました。
そして、ようやくトンネルを抜けたと思った瞬間、突然私の車が何故か止まったのです。
ガソリンもちゃんと入っているし、エンジンを切った訳でも無いのですが。
私達は益々怖くなったのですが、車から一度降り車の回りを見たのです。
特に問題も無く、私達は再び車に乗り込み、私はエンジンをまたかけたのです。
すると、今度は普通にエンジンがかかったのです。
正直、何故さっきはかからなかったのか全く解りませんでした。
しかし、とにかく怖いと言う気持ちもあり私達は六甲山を出ることにしたのです。
そして、その日は友人を家まで送り私も帰ったのです。
正直、やはり六甲山には行くべきでは無いと思いました。
すると、その翌日突然今度は熱が出てきてしばらく会社を休むことになったのです。
後日らその事を友人に伝えると何とその友人も私と同じく熱が出てしばらく会社を休んだとのことでした。
本当に未だに原因不明で、またそれ以降は2度と六甲山には行かなくなりました。本当に怖いところです。