メリーさん VS 屈強なマッチョ 最強の対処法とは
メリーさんの電話、という怪談をご存知ですか?
とある少女が引越しを理由に、人形をゴミ捨て場に捨てた所から、この怪談は始まります。
メリーさんの電話 詳細
引越しを済ませた晩、少女に電話がかかってきました。
電話を取ると、その声の主は、小さな女の子でした。
『わたしメリーさん、いまゴミすてばにいるの……』
少女は、慌てて電話を切ります。
そう……ゴミ捨て場に捨てた人形の名は、メリーさん。
その電話は、なんと人形からかかってきたものだったのです。
慌てる少女の元に、またしても電話がかかってきます。
『わたしメリーさん、いま、タバコやさんのかどを曲がったわ……』
慌てて電話を切りますが、またすぐに電話が……
『わたしめりーさん、いま、おはなやさんのまえにいるの……』
『わたしめりーさん、いま、あなたのいえのまえにいるの……』
『わたしめりーさん、いま、あなたのへやのまえにいるの……』
少女は気味悪くなり、部屋のドアを開けます。
しかし、そこには何もいませんでした。
ああ、どうやらイタズラ電話の様だ、と胸を撫で下ろした矢先、また電話が鳴ります。
文句を言ってやろう、と電話を取ると……
『わたしメリーさん、いま、あなたのうしろにいるのっ!!』
慌てて振り返った瞬間、そこには鬼の形相を浮かべた人形がいて……
そうして人形を捨てた少女は、メリーさんという名の人形の手によって命を落としてしまうのでした……
メリーさんの電話、その手口は?
メリーさんの電話に対する対応策を練るに辺り、その手口を知る事はとても有効です。
ここで、メリーさんについて整理してみましょう。
- 捨てた筈の人形が電話をかけてくる
- 徐々に近付いてきて、最終的に背後から襲い掛かる
- 捨てられた恨みを持っている?
メリーさんの電話は単純な話ですので、こんなところでしょうか。
ここで私が注目したのが、赤字部分。
近付いて来て、最終的に後ろから襲い掛かる、というところです。
近付く必要がある……これはつまり、何かしらの物理的干渉があると予測できますね。
ならば……
迎撃体勢を整えましょう
恐らく、メリーさんはどこまで逃げても追いかけてきます。
電話に出ない、という方法もありますが、それならそれで、いきなり目の前に現れてもおかしくありません。
ならば、まずはその電話を利用するのです。
できるだけ引き伸ばし、時間を稼ぎましょう。
そしてあなたは電話を片手に、迎撃体勢を整えるのです。
そうさながらホーム・アローンの様に。
罠をはる
例えば部屋の前に大量の鳥もちをまいておくとか、どうでしょうか?
もしくは、部屋のドアをあけた瞬間、網で捕獲できる様にする。
とにかく、罠をはってメリーさんを捕獲しようという作戦ですね。
ペッパー君を配置する
向こうが意思を持った人形だというのなら、こちらは人工知能を積んだロボットで対抗しましょう。
ペッパー君なんて頼りになるのか? と疑問の声も上がるかもしれませんが、そもそもメリーさんだってただの人形です。
決して戦闘兵器ではありません。
つまり、ペッパー君にも勝ち目がある筈です。
……多分。
屈強なマッチョを配備する
頼りになるのはやはりマッチョです。
メリーさんなんぞ、言ってしまえばただの人形です。
鍛え上げられた肉体の前には、きっとなす術もないでしょう。
理想で言えば、『ゴルゴ13』が最適です。
彼は後ろに立った人間を容赦なく殴りますからね。
最終的に背後を取りに来るメリーさんにとって、きっとこの上ない天敵となるでしょう。
まぁ、ゴルゴ13は実在しませんが。
……え?
それはメリーさんも同じじゃないかって?
……さぁ、それはどうでしょうか?