古虎渓ハウスでの体験談です
2019/09/02
20年近く前に、私が20代の頃に古虎渓ハウスに行った時の体験談です。
私と友人3人と心霊スポット巡りにハマり、岐阜県の心霊スポットして古虎渓ハウスは確実に攻略しておきたいと思い岐阜県多治見市にある古虎渓ハウスに赴きました。
ここは1980年代後半には経営が頓挫して今の状況になったということです。
当時も今も変わらずに廃墟でした。
私達は友人の車で多治見市に向かいました。
近くの多治見駅にて食事をして、多治見駅の駅員の方々にもインタビュー形式で情報を集めてから向かうことにしました。
駅員さんに聞いてみると「あそこはお兄さん達みたいに行く人がいるけど。そういう人達を狙う人もいるから注意だよ」って言われました。
そこでビビっては20代になった私達のチャレンジスピリットは無くなりません。
ただ、せっかくきたのにここで帰るのは嫌だった。
それだけです。
お金もないしやることもなかったのだと思います。
私たちは多治見駅から車で5分の古虎渓ハウスに到着しました。
結論を先にお伝えします。
心霊的な怖いことはありませんでした。
全くもって噂だけです。
実際に怖いのは駅員さんも言った通り「ここにくる人を狙う人」と実感しました。
では本題に戻ります。
古虎渓ハウスについて、すぐに古虎渓ハウスに入りました。
入った時は普通に他の心霊スポットと変わらずに怖くなかったです。
ただ、ここには人がいた形跡が多くて、むしろ古虎渓ハウスに住んでる方がいる様子でした。
そして匂いです。
めちゃくちゃ臭くて、その上ハエが多かった。
私の友人にタカシという者がいました。
そいつ曰く「トイレ見てきたけど、ここで使った形跡あるぞ。だって排便があって匂い、そしてハエがたかってた」って事です。
ここにきて匂いの原因がわかりました。
私は排便してる証拠なんて見たくありません。
間違いなく人がいる。
またはここにくる感じです。
そこでリーダー格の私は「帰るか」って言いだしました。
「怖いのは、ここにいる奴とあった際にトラブルになる可能性が高い」それだけです。
そして実際に古虎渓ハウスを出て自動車の側でタバコをふかしておりました。
そうしたら人が入っていきます。
多分見た目的に浮浪者のようです。
浮浪者は「また誰か入りやがったか」「殺したろうか」と吠えてました。
その時点で僕らは顔を合わせて「ここにいたらまずいな」俺らが入ったってバレたら、間違いなく切れてやってくるし、浮浪者なんてなにするかわからねーから逃げようってことになりました。
そして車に乗った時です。
浮浪者が我々を入り口から見てました。
ずーと睨んでました。
これが本当に怖かったです。
「うわーーー」って友人が叫びました。
それに呼応して「お前らかー」って叫ぶ浮浪者。
僕は「やべえシンジ逃げろ」っていって思いきり逃げてきました。
今思えば駅員は、あの浮浪者が危険だっていってたのかと思います。
やはり生きてて、あんな場所にいる人間の心理が一番怖いって感じました。