今回は「紫陽花のおまじない」について、やり方や効果を詳しく解説していきます。
紫陽花は、昔から魔除け・厄除けの不思議な力があると信じられてきた花です。
そのためおまじないに用いることで、金運上昇や婦人系の病を退ける効果が期待できると言われています。
そこで今回は、紫陽花を使ったおまじないのやり方、効果について解説していきます。
ぜひ試してみてください^^
※本記事で紹介するものはあくまでもおまじないであり、科学的根拠を示すものではありません
「紫陽花のおまじない」とは?
「紫陽花のおまじない」は、6月の“6”のつく日(6日・16日・26日)に、紫陽花の花を半紙で包み水引で結んで逆さに吊るす風習のことを指します。
ちなみに水引とは、金封などについている飾り紐のことです。
古くから紫陽花には魔除け・厄除けの力があると信じられていることから、おまじないに用いることで、このようにさまざまな効果を発揮すると言われているんですね。
「紫陽花のおまじない」の起源
諸説ありますが、紫陽花のおまじないは江戸期以降の民間信仰・風水観の影響とされる説が有名です。
紫陽花が持つ魔除け・厄除けの意味合いと、江戸時代に商売繁盛のために蜂の巣を軒下に吊るしていた風習が合わさったものという意見があります。
また現代では「あじさい神社」として知られる若狭野天満神社が、境内の紫陽花でつくる「魔除けあじさい守り」を授与しているなど、文化として根付いています。
紫陽花のおまじないの効果
紫陽花のおまじないの効果は、吊るす場所によって下記のように変わるのが特徴です。
- 玄関や軒下 ⇒ 厄除け・家内安全
- トイレ ⇒ 女性の健康守護
- 部屋内 ⇒ 金運・良縁
紫陽花が持つ魔除け・厄除けの力に加え、風水のことわりが働くことでさまざまな効果を発揮すると言われています。
紫陽花のおまじないのやり方
紫陽花のおまじないのやり方は下記のとおりです。
- 「紫陽花1輪」、「半紙」、「水引」、「吊り下げ用のフックやピン」を用意する
- 6月6日・16日・26日のいずれかを待つ
- 半紙に名前と生年月日を書く
- その半紙で紫陽花をやさしく包む
- 水引で結ぶ
- 期待する効果に合わせて場所を選び、逆さにして吊るす
- 7月末に撤去する
まずは必要なものを揃えて、おまじないを実践できる6月6日、16日、26日を待ちましょう。
実践できる日が来たら、半紙におまじないの効果が表れてほしい人物の名前と生年月日を書きます。もちろん、自分の名前を書いてもOKです。
書けたらその半紙で紫陽花をやさしく包み、水引で結びましょう。水引は封筒として売っているものから取り外して使ってください。
紫陽花の準備ができたら、下記の中から期待する効果に合わせて場所を選び、逆さにして吊るしましょう。
- 玄関や軒下 ⇒ 厄除け・家内安全
- トイレ ⇒ 女性の健康守護
- 部屋内 ⇒ 金運・良縁
あとは当分そのままにしておき、7月末が来たら撤去することでおまじないは完了です。
紫陽花のおまじないが終わったあとの捨て方は?
おまじないが終わったあとの紫陽花は、普通に燃えるゴミとして捨ててください。
すでにおまじないは完了しているので、捨てるさいに特別なことをする必要はありません。
自治体のルールに則り、ほかの方の迷惑にならないように捨てればOKです。
紫陽花のおまじないは造花でも効果ある?
諸説ありますが、基本的に造花ではおまじないの効果を期待することはできません。
このおまじないは紫陽花の持つ魔除け・厄除けの力を活用するものなので、偽物の花では意味がないからです。
枯れることを思うと少し大変かもしれません、おまじないをする場合は生花を用意してください。
まとめ
今回は古くから伝わる「紫陽花のおまじない」について解説をしてきました。
紫陽花の持つ魔除け・厄除けの効果と風水を掛け合わせることでさまざまな効果を発揮するおまじないです。
実践できるのは1年の内でも6月の6が付く日だけのためハードルは高いですが、その分強力なおまじない効果を期待できます。
もしおまじないに興味があるなら、ぜひ今回紹介した「紫陽花のおまじない」についても実践してみてくださいね。